従業員70名の企業様の新人・若手プロフェッショナル研修を行いました。経営者の「真意」を形にする伴走型アプローチにより、参加者の自律性を高め、2日間で最大の効果を挙げることができました。
表面的なオーダーを疑い「課題の本質」を射抜く
2026年、ある経営者様より「完了主義への転換」をテーマにした社員研修のご相談をいただきました。
私たちはあえて、即座にカリキュラムを提示することはありませんでした。なぜなら、現場で起きている事象は「結果」であり、その背後にある「経営者の危機感」や「組織構造の歪み」という「原因」にアプローチしなければ、研修は一過性のイベントで終わってしまうからです。
「対話」による潜在的リスクの可視化と戦略的再定義
数日後、社長との直接対面によるディープヒアリングを実施。そこで浮かび上がったのは、現場と経営層の認識のズレ、そして組織の停滞を招く無意識のボトルネックでした。
「当初の想定」と「社長の真意」を徹底的にすり合わせることで、単なる仕事術の伝達から、組織全体のマインドセットを刷新し、経営スピードを加速させるための戦略的プログラムへと内容を研ぎ澄ませました。
経営課題に即応する「柔軟性」と「完遂へのコミットメント」
プロジェクトが進行する中で、社長より「ステークホルダー(利害関係者)への対応力強化」を急ぎ組み込みたいという追加要望をいただきました。
私たちは既成の骨子に固執しません。「経営戦略の優先順位の変化に合わせ、カリキュラムを即座に再編。」現場のリアリティと経営判断を融合させた「最適解」を再構築した結果、社長より「これこそが今、自社に必要な内容だ」という全幅の信頼をいただくに至りました。
成果としての「社員の覚醒」と行動変容
研修のゴールは、手法の習得ではなく「完了主義」の真の体得でした。
受講者からは「自己分析と他者分析を通じ、物事の本質を理解することの重要性に気づいた」「実践から学ぶ有意義さを実感した」という声が相次ぎました。
特筆すべきは、研修の最後に全員が発表した「行動宣言」です。借り物の言葉ではない、自らの血肉となった言葉で語られた宣言は、組織が能動的な集団へと脱皮した証左であり、当初の目標を上回る成果を収めることができました。
受講者の声
・自分を見つめ直す問題提起が多く、自分の弱みについて良く理解できた。
・他にもいろいろな研修を受けたけれど、言語化する研修はなく、新しいことを学ぶことができた。
・言語化の習慣がなかったためいい勉強になり、あらためて書き起こした時に、自分の現状の再確認、他者の意見も聞くことで自分にない考えを学べた。
・自分にとってなかなか味わえない刺激をいただいたので、今後受けたことを実践していきたいと思った。言語化(物事に対してをはっきりとした意見にする)していきたい。
・自己分析を通して自分の仕事に取り組む上で良くない考え方が見えてきたのでそれらを改善にもっていく良い機会になった。
・自分を見直す良いきっかけになった。仕事に対する姿勢、理想が見えた。「完璧主義」と「完了主義」のいいとこ取りをしていきたい。
・組織の一部であることと個人としての両面を見つめ直す良いきっかけでした。
・各ロードマップの流れは人としての成長につながると感じました。また、このようなことは言葉が難しくなりがちですが、誰にでもわかる伝え方だと思いました。自他共に意見を取り入れる講習でした。
・自分のためになった感じかまだしていないため ただ、自分のスケジュールを見直す良い機会だと感じた。
・自分自身では気づけなかったこと、指摘されてから学ぶことが多かったですが、自己分析や他者分析を通して「物事の本質を理解する」ことや「実践から学ぶ」ことができたのは有意義な体験でした。
・仕事のことを論理的に考えたことがなかったので、自分の考えを再認識できた良い機会になりました。
自己分析や言語化を通じて自身の弱みや仕事への姿勢を再認識する研修は、新たな仕事術を効果的に吸収する土台となります。現状を客観的に把握し、自分の特性を理解することで、改善すべき点や不足している視点が明確になります。これにより、新しい知識を単なる情報ではなく、自身の課題に即した実践的なスキルとして深くインプットできるようになり、着実な成長と改善へ繋げることが可能になるのです。


