『教室を出て経営に学ぶ』は、地域経済を元気にするためのヒントを、経営と人との出会いの2つの観点から考えるブログです。
全従業員の物心両面の幸せを追求すると同時に、建築を通して地域社会の進歩発展に貢献する企業 ~技建工業株式会社を訪ねて~
今回の訪問先は技建工業株式会社(以下、技建工業)です。主に福井での建築を生業とする会社だと思って訪問しましたが、それは20年位以上前のことで、現在、事業エリアは北陸から中京に広がっており、また、売上高の上昇スピードには圧倒されました。
上田祐広社長が社長に就任した1990年代後半といえば、バブル崩壊後で建築業界は寒風が吹く厳しい時代でした。そうした中、社長をはじめとして社員一同がお客様に誠実に対応し建築すること等で、お客様の信頼を得、そのお客様から他のお客様を紹介していただくという好循環が続くようになり、その中で、エリアも拡大してきたそうです。2017年には名古屋営業所を開設しました。

このような事業拡大の中で、通常心配されるのが人員不足です。その点について社長さんは「風通しの良い社風づくり」に尽力され、社員が「今後も技建工業にいたい」と感じ、社長と社員が一体となって仕事に打ち込める社風を培うことができたようです。
社長さん話すとその人間味を強く感じることができます。さらに、社員や関連業者、お客さんはもちろん、その家族にまで心を砕く姿が印象出来でした。
社長さんのあふれる人間味と社員の誠実さと絶え間ない自己研鑽で、「100年企業」に向け、技建工業が今後も発展していくことでしょう。

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